Excel便利技

【超初心者向け】Excel「ドロップダウンリスト」で入力を選択式に!ミスゼロのデータ入力術

Excelでデータを入力する際、タイプミスや表記ゆれ(例:営業部/営業課)で集計がうまくいかない…そんな経験はありませんか?

そんなときに便利なのが、「ドロップダウンリスト」機能です!

この記事では、初心者でもかんたんに使える「データの入力規則」でドロップダウンリストを作成する方法を、仕事で使える実例と一緒に解説します。

📌 この記事でわかること

・ドロップダウンリストの基本的な作り方
・部署名や商品分類などの入力を効率化する方法
・データのゆれやミスを防ぐコツ
・実務での活用シーンとメリット
・うまく反映されないときの対処法

🔶 ドロップダウンリストとは?

Excelの「ドロップダウンリスト」は、セルをクリックしたときに選択肢を表示できる機能です。
小売店では特に役立ちます。 たとえば、店舗の発注シートに「部署名」「商品カテゴリ」「支払方法」といった選択肢を設定すれば、入力ミスや表記ゆれを防ぎ、集計時のトラブルも減らせます

あらかじめ入力内容を「リスト」として設定しておけば、クリックするだけで入力が完了!

入力ミスを防ぎ、作業のスピードもアップします。

例:

  • 商品分類 → 「医薬品」「化粧品」「日用品」など
  • 支払方法 →「現金」「クレジット」「QR決済」など

🔶 設定方法(基本)

① 入力セルを選択

② 「データ」タブ →「データの入力規則」 をクリック

③ 「入力値の種類」→「リスト」を選択

「元の値」欄に、カンマ区切りで選択肢を入力(例:「営業部,総務部,経理部」)

もしくは別のセルに打ち込んである値を読み込むことも出来ます。

OKで設定完了!

セルをクリックするとプルダウン形式で選べるようになります。

🔶 活用シーンとメリット

活用例入力内容メリット
発注シート支払方法、納期区分(当日,翌日など)入力漏れが減り、発注精度が向上
棚割管理シート商品カテゴリ、売場区分(A棚, B棚など)誤配置を防ぎ、表示・分析が楽に
売上集計表担当者名、レジ番号集計時の分類が簡単・正確になる

❗ うまく使えないときの対処法

問題解決策
ドロップダウンが表示されない「リスト」の設定が正しいか確認する
元の値が長すぎて見づらいセル幅を調整する or 範囲指定リストに変更する
リストの順番を変えたい元の値を修正する or 名前定義で動的に管理する

📝 まとめ:選択式にしてミスと手間を減らそう!

ポイント内容
操作方法データ → 入力規則 → リスト選択
メリット入力ミス防止・作業効率化・表記統一
活用例支払方法・商品カテゴリなど
発注・棚割・売上集計の現場で即活用できる!

🔄 前回の復習:「条件付き書式の応用」で自動で色分け!

前回は、「売上が0円以下」や「納期が今日以前」などの条件でセルを自動的に色分けする「条件付き書式の応用」について解説しました。

🔜 次回予告:「コメント機能」でセルにメモを書き込もう!

次回は、入力したデータに説明や注意書きを追加できる「コメント機能」の使い方を紹介します。

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