Excel関数

【初心者向け】ExcelのCOUNTIF関数で特定のデータを正確にカウントする方法!

✅ 特定の条件に合うデータの件数、手作業で数えていませんか?

「売上達成数だけ数えたい…」
「“未対応”だけを集計したい…」
そんな時に大活躍するのが COUNTIF関数 です!

今回は、Excel初心者でもすぐに使える COUNTIF関数の基本と応用 を図解付きでやさしく解説します。

📌 この記事でわかること

  • ・COUNTIF関数の基本構文と意味
  • ・文字列や数値などさまざまな条件の指定方法
  • ・よくある使用例と応用方法
  • ・間違えやすいポイントと解決策

🔶 COUNTIF関数とは?

COUNTIF関数は、指定した範囲の中から「条件に一致するセルの数」を数える関数です。

基本構文

=COUNTIF(範囲, 条件)

たとえば、

=COUNTIF(A1:A5, "売上達成")

と書けば、A1〜A5の中で「売上達成」と書かれたセルの数を数えてくれます。

🔶 COUNTIF関数の使い方:よくあるパターン

条件の例入力方法説明
文字が一致する場合=COUNTIF(A1:A100, “完了”)「完了」と一致する件数を数える
数値が条件を満たす場合=COUNTIF(B1:B100, “>1000”)1000より大きい数値の件数を数える
セル参照を使いたい場合=COUNTIF(A1:A100, C1)C1に書かれた内容と一致する数をカウント

🔶 応用編:複雑な条件をカウント

COUNTIF関数は、以下のような場面でも便利です。

  • 「未処理」や「未対応」だけ集計する
  • 100点以上のテスト結果だけを数える
  • 「〇〇さん」の出現回数を調べる

条件の指定を工夫すれば、
マーケティング、売上集計、出席管理など多くの業務に応用できます!

🔶 よくあるエラーと対処法

エラー/問題原因対処方法
結果が「0」になる条件の書き方にミスがある条件が””で囲まれているか確認
数値条件でうまく動かない不等号や記号の扱いミス“>100” のように文字列として書く
セル参照が正しくない相対参照の範囲外になっている絶対参照にする(例:$A$1:$A$100)

📝 まとめ:COUNTIF関数は条件付き集計の強い味方!

ポイント内容
基本構文=COUNTIF(範囲, 条件)
条件の例“完了”、”>=90″、セル参照など
応用場面売上達成件数、未対応タスク、平均以上の件数など

🔄 前回の復習:LEFT・RIGHT・MID関数で文字列を切り取る!

前回は、文字列を部分的に取り出す便利なテキスト関数を紹介しました。
「氏名から苗字だけを抜き出す」「商品コードの先頭2文字だけを使う」など、文字操作の基本です。
👉 [Excel関数シリーズ:文字列を切り取るLEFT・RIGHT・MID関数の使い方解説]

🔜 次回予告:「INDIRECT関数」で動的にセルを指定する方法!

関数の中でセルの位置を動的に変えたいときに便利なINDIRECT関数。
データの場所が変わっても対応できる、ちょっと上級の関数を紹介します。

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