Excel便利技

【店舗業務時短】Excel Ctrl + E「フラッシュフィル」で売上リスト・商品一覧の入力を自動化

✅ 入力作業をもっとラクにしたい?

Excelで名前を分けたり、メールアドレスの一部だけ抜き出したり……。
そんな面倒な入力作業、実は「フラッシュフィル」機能で一発解決できるのをご存じですか?

店舗業務でも大活躍!
たとえば、「商品コード-商品名」から商品名だけを自動で入力したり、「売上日 月/日」から「月」だけ抽出して月間集計リストを作るなど、業務効率がぐっとアップします。

この記事では、**Ctrl + Eで使えるExcelの便利機能「フラッシュフィル」**について、
図解とステップでやさしく解説します!

📌 この記事でわかること

  • ・フラッシュフィルとは?
  • ・Ctrl + Eで一瞬で入力できる例
  • ・名前の分割、メールの抽出など実用例
  • ・よくある失敗とその対処法

🔶 フラッシュフィルとは?

フラッシュフィルとは、パターン(規則)を学習して自動でデータを入力してくれる機能です。

例えば「田中 一郎」という名前の列から、「田中」と「一郎」をそれぞれの列に自動で分けてくれます。

氏名
田中 一郎田中一郎
山田 次郎山田次郎
鈴木 三郎Ctrl+Eで自動入力!Ctrl+Eで自動入力!
佐藤 史郎Ctrl+Eで自動入力!Ctrl+Eで自動入力!

🔶 フラッシュフィルの使い方(ステップ形式)

① 最初のパターンを入力する

  • たとえば「田中 一郎」→「田中」と入力

② 対象列を選択する

  • 隣の列に、Ctrl + E を押すと自動入力!

🔶 フラッシュフィルが活躍するシーン

シーン例処理内容
氏名の分割フルネーム → 姓と名
メールアドレスからドメインを抽出user@example.com → example.com
電話番号の整形ハイフン付きに変換、区切るなど
商品コードと商品名が結合されている
セルから商品名だけ抽出
ABC-123 商品名XYZ → 商品名XYZ
売上伝票の「2025/08/15」から
「08」(月)だけを分離
数字で月集計をする際に便利

❗ フラッシュフィルの注意点・うまくいかないとき

トラブル内容対処方法
Ctrl + Eを押しても何も起きないデータの規則性がはっきりしていない可能性あり。最初の例を明確に入力する
意図しない結果になる一部のセルに手入力で修正 → Ctrl + Eで再学習させる
オプションが非表示[データ]タブ → [フラッシュフィル]を手動クリック

📝 まとめ:Ctrl + Eで一瞬で入力!

機能フラッシュフィル
操作方法Ctrl + E(またはデータタブ → フラッシュフィル)
使える場面氏名の分割、メール・電話の抽出、書式変換など
注意点明確なパターンを入力することがカギ
店舗で使える場面例商品データの整理、売上日・商品名の分離など
業務効率化につながる業務に特化

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