Excelでの集計やデータ入力作業では、「間違ったデータを入力してしまった…」という経験はありませんか?
そんなミスを未然に防げるのが 「入力規則(データの入力規則)」 という機能です。
この機能を使えば、「日付だけ入力可能」「0〜100の範囲のみOK」など、正しいデータだけを入力できるように制限できます。
この記事では、Excel初心者でもすぐに使える入力規則の基本操作と活用例を、図解付きでわかりやすく解説します!
Contents
📌 この記事でわかること
・入力規則(データの入力規則)とは何か
・基本の使い方(設定手順と解除方法)
・よく使われる入力制限の例
・エラーメッセージの表示方法
・入力規則が効かないときの対処法
🔶 入力規則とは?
Excelのセルに入力できる内容を制限する機能です。
たとえば…
- 数字だけ入力OK(文字は禁止)
- 日付だけ入力OK(文字や数値はNG)
- 「営業部」「総務部」など指定リストからのみ選択
といった制限をかけることで、データの整合性が保てます。

🔶 入力規則の使い方(基本ステップ)
① 制限をかけたいセルを選択
複数セルを一度に設定することも可能です。
② 「データ」タブ →「データの入力規則」をクリック
→ 「設定」タブが表示されます。

③ 入力可能な条件を設定
例:
- 「数値」→「0〜100」などの範囲指定
- 「日付」→「2025年1月1日〜12月31日」など
- 「リスト」→「営業部,総務部,経理部」などの文字列

④ 必要に応じてエラーメッセージを設定
設定タブの隣、エラーメッセージのタブから「警告」「停止」などを選び、入力ミス時に表示させる文言を入力します。

スタイルの種類
- 「停止」→設定されたもの以外の入力を禁止する
- 「注意」→設定以外のものが入力されたことを警告し、そのまま入力するかやり直すか選択させる
- 「情報」→設定以外のものが入力されたとき、それについて必要な情報を表示する
🔶 よく使う入力規則の例
使用例 | 入力制限内容 |
---|---|
年齢入力欄 | 0〜120の数値のみ許可 |
日付欄 | 2025年内の日付のみ入力可 |
部署選択 | リスト(営業部、総務部、経理部など)から選択 |
❗ 入力規則が効かないときの対処法
問題 | 解決方法 |
---|---|
入力できてしまう | 入力規則の「停止」が選ばれているか確認 |
リストが表示されない | リストの参照先に誤りがないか確認 |
ルールが適用されない | セル範囲が正しく設定されているか確認 |
📝 まとめ:入力ミスを防いで正確なデータ管理を!
ポイント | 内容 |
---|---|
設定場所 | 「データ」→「入力規則」 |
効果 | 誤入力を防ぎ、データ品質を高める |
活用例 | 数値制限、日付制限、リスト選択など |
🔄 前回の復習:「フィルター機能」で必要なデータだけを表示!
前回は、データを条件で絞り込んで表示する「フィルター機能」の使い方と活用方法を紹介しました。
🔜 次回予告:「ショートカットキー」で作業を爆速化!
次回は、Excel作業を何倍も早くできる「ショートカットキー」の基本をやさしく紹介します!初心者でもすぐに使えるテクが満載です。
🧡 SNSでも毎日発信中!
Instagramでは、この記事の内容を図解でわかりやすく紹介中!
👉 [@あなたのアカウント名]