Excelでたくさんのデータを管理していると、「必要な情報だけ見たい!」という場面が多くありますよね。
そんなときに大活躍するのが 「フィルター機能」 です。
特定の数値やキーワードだけを表示したり、「売上が多い順」などで並び替えたりと、情報の整理に欠かせない便利機能です。
この記事では、Excel初心者でも簡単に使えるフィルター機能の基本と活用法を、図解付きでやさしく解説します。
Contents
📌 この記事でわかること
・フィルター機能とは何か
・基本の操作方法(数値や文字での絞り込み)
・並べ替えとの違いと使い分け
・うまくいかないときの対処法
🔶 フィルター機能とは?
特定の条件に合ったデータだけを表示させる機能です。
大量のデータの中から「必要な情報だけ見たい」「特定の担当者だけ抽出したい」などの場面で役立ちます。
また、数値や文字列を「昇順」「降順」に並べ替えることもできます。

🔶 フィルター機能の使い方(3ステップ)
① 見出し行の部分を選択
項目名(ヘッダー)があることが前提です。ヘッダーのない表ではフィルターがうまく機能しません。
② 「ホーム」または「データ」タブ →「フィルター」をクリック
見出し行に下向き三角(▼)のマークが表示されればOKです。

③ 絞り込みたい項目の▼マークから条件を選ぶ
例えば、「担当者が田中さん」「売上が1万円以上」など条件を設定します。

🔶 並べ替え(ソート)との違いと使い分け
操作 | 内容 | 使用例 |
---|---|---|
フィルター | 条件に合うデータだけ表示 | A店の売上だけを見る |
並べ替え(ソート) | データ全体の順番を変更 | 売上が高い順に並べる |
両方を組み合わせて使うと、より効率的にデータ分析ができます!
❗ よくあるトラブルと対処法
問題 | 解決方法 |
---|---|
フィルターが機能しない | 見出し行(ヘッダー)があるか確認 |
並び替えが崩れる | 空白行や結合セルを避けて表を整える |
一部のデータが表示されない | 絞り込み条件が厳しすぎる場合あり。条件を緩めて再設定 |
📝 まとめ:フィルター機能で時短&ミス防止!
ポイント | 内容 |
---|---|
操作手順 | データ → フィルター → ▼から条件選択 |
効果 | 必要なデータだけ表示・並び替えで分析効率UP |
注意点 | ヘッダーの有無・空白行・結合セルに注意 |
🔄 前回の復習:「条件付き書式」でデータを見やすく!
前回は、特定の条件に応じてセルの色を自動で変更する「条件付き書式」の使い方を紹介しました。
🔜 次回予告:「入力規則」でデータの誤入力を防ぐ!
次回は、ドロップダウンリストや入力制限などでデータのミスを防げる「入力規則」機能をやさしく解説します!
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